本会会員、分子科学研究所の大森賢治教授が、原子、分子、固体の量子物理学に関するご業績により紫綬褒章を受章されました。アト秒精度(アト秒=10-18秒)で制御された二つのレーザーパルスの電場振動のタイミングを物質の波動関数に転写し、それらの干渉を操作するという方法論を世界に先駆けて量子科学技術として展開されました。
ご受章をお祝いするとともに、大森先生の益々のご活躍をお祈り申し上げます。